B!R (BEYOND! ROCK AND ROLL) ブログへようこそ!
ビヨンド!ロックンロール第二回目が配信されました!
第二回目は、
誰もが夢見る、ポップスター!とは、全く正反対の方法で、世界中の若者に影響を与えた男
『ロバート・クラム』
という人物をご紹介します♪
みなさん、ご存知でしょうか?
帽子に、メガネ、チープなスーツに、バンジョーを弾いている…
そう、ミュージシャン!
・・・
ではなく、正真正銘のイラストレーターです!
ロバート・クラムとは、アメリカの漫画家、イラストレーターである。クラムは1960年代のアンダーグラウンド・コミックス運動の創始者の一人であり、この分野における代表的な作家として知られている。
『ZAP COMIX』は、ロバートクラムが当時25歳の頃に出版し、自分の手で描き、自分の手で刷って、自分の手で配って、売っていたそうです。
その3500部の漫画雑誌は、コミックの歴史を変えた。
そして、こちらのイラストレーション↓
一度や二度、どこかで見かけたことがありますか?
これは、ZAP COMIX創刊号NO.1に掲載されている、Keep on Truckin'...のイラストです。
自分の道、胸張って歩いて行こうぜ!
と、背中を押してくれるような、メッセージを感じますね♪
自分の決めた道を、自分らしく歩き続ける。
そんなことを、夢見て歩き出す。
そんなボクたちに寄り添ってくれたのが、ロバートクラムなんです。
(↑クラムのキャラクターMr.ナチュラル )
そして、ロバート・クラムをもっとも有名にさせた作品がこちら↓
『チープ・スリル』です!
1968年クラムが友人ジャニス・ジョプリンのアルバムのジャケットイラストを手掛けた作品です。
なんともユーモラスで、ユニークな、クラムらしいイラストですね!
ちなみに、クラムはこのジャケットのイラストを600ドルで受け取った。その原画が、世界最古の国際競売会社オークションカンパニーのサザビーズで、20000ドルで落札されたらしいですw
ジャニスの迫力のある歌声と、クラムの魂のこもったイラストレーションとのコラボレーション『チープ・スリル』は、必見です!!
まだまだ数え切れないくらいの作品がありますが、ボクが思うクラムのすごいところは、
とにかく…
自分をさらけ出している。
古い音楽が好きで、人と違った感性を持っている。と、少年の頃に気付いたクラムは、それを隠すことをやめた。そして、生かすようになった。
そんな彼の姿を、ボクは自己投影していた。
小学生の頃に、目の飛び出た緑色のネズミのキャラクターに興味をもったり、真っ青の手に口があるキャラクターに興味をもってみたり、タトゥーアートが施されたTシャツを好んで着ていたり、みんなが聴いていなかった古いジャズやオールディーズな音楽を聴いていたり。
そんなものに触れ、心が躍るようにワクワクし、明るい気分にさせてくれていたのです。
そんな少年のピュアな心をこれからも大切にしていきたい。
自分らしく生きる。
と、力強く、胸に突き刺さるようなクラムの作品の数々。
そこに真実があり、そこで生まれる作品や表現がなによりも、クラムらしく、なによりカッコイイ生き方だなぁって感じました。
今回は、そんなボクに自由を与えたロバート・クラムの紹介をしておりますので興味のある方は是非YouTubeをチェックしてみてください♪
そして、YOUTUBEビヨンド!ロックンロールのエンディングの最後に【365days絵日記 /2日目のイラストレーション】を掲載していますのでお楽しみに♫
今回のテーマは、ロバート・クラム『Draw or Die - 描くか、死ぬか』です。 紙の上に自分をさらけ出し、描くことを愛し、描くことに命をかけた人物は他にいない。
最後まで楽しんで、ご覧ください♪
by RYOWA!
* 今回紹介したオススメ名盤レコード
* ミシシッピスタジオ公式YOUTUBEチャンネル
ビヨンド!ロックンロール RYOWA!
第二回目「ロバート・クラム」は、こちらへ!