1954年に婦人画報社(現・ハースト婦人画報社)から婦人画報の別冊として創刊されたMEN'S CLUB(メンズクラブ)は、日本最古のファッション雑誌として、いつの時代も“日本人に似合う"という目線で、大人にとってリアルなトレンドを紹介し、欧州のトラディショナルスタイルと、アメリカンカルチャーを掲載したファッション雑誌です。創刊当時からアイビールックについて大きく取り上げ、ダンディズムを極めたファッショナブルな記事は、洗練されたクラシカルな男性像を確立し、多くの男性を魅了しました。服のウンチクだけでなく、その使い方や楽しみ方にもこだわり、Fun to Shopping, Fun to Travel, Fun to Beauty…何処で、誰と、どんな目的で・・・物語=ストーリーとして伝えることで、お洒落の楽しさをより身近に感じる、好印象な大人になるためのライフスタイル&ファッション雑誌です。今回ご紹介したNO.194は、アメリカの1960年代ファッション特集です。表紙のイラストレーションは、日本の画家・イラストレーター・エッセイストの小林泰彦さんです。アイビーやプレッピースタイル(キャンパスルック)、フードラム(革ジャンなどのロックンロール系ファッション)などのファッションスタイルなどが掲載され、映画アメリカングラフィティの世界観がふんだんに詰め込まれています。当時日本にあった50'sショップの紹介など、50's・60's好きにはたまらない内容の濃い一冊です!
表紙イラストレーション:小林康彦 特集:話題の60年代ファッション総合特集 THE EARLY 60S